保守点検とは?
浄化槽内の装置や機械類の調整、修理、消毒薬の補充、清掃時期の判断などを行います。
定期的な保守により、浄化槽のトラブルを未然に防ぎ、安定した機能を保ちます。
作業開始前に浄化槽の状態を確認します
準備して作業を行います
浄化槽内の装置や機械類の調整、修理、消毒薬の補充、清掃時期の判断などを行います。
定期的な保守により、浄化槽のトラブルを未然に防ぎ、安定した機能を保ちます。
浄化槽内にたまった スカム(浮遊物)や汚泥(沈殿物)を引き抜き、槽内を清掃する作業です。
清掃を怠ると悪臭や機能不全の原因になるため、定期的な実施が欠かせません。
各都道府県知事が指定した検査機関によって実施される検査です。浄化槽の設置工事、保守点検、清掃が適正に行われているかを確認し、浄化槽本来の機能がきちんと発揮されているかを評価します。
法定検査には 「7条検査」 と 「11条検査」 の2種類があります。
| 浄化槽種類 | 点検・清掃 | 料金(税別) |
|---|---|---|
| 単独処理浄化槽(年間) | 保守点検 | 10,000円~ |
| 清掃 | 13,000円~ | |
| 合併処理浄化槽(年間) | 保守点検 | 12,000円~ |
| 清掃 | 23,000円~ |
※浄化槽の種類、処理方式、人槽によって価格は変わります
POINT

調理くず、食べ残しを流さないようにしましょう。
POINT

食器やなべについた油汚れは、紙などで拭いてから洗うようにしましょう。
POINT

使用済みの油は油処理剤で固め、可燃物として処理しましょう。
POINT

便器の清掃には薬品類(塩酸、硫酸等)は使わないでください。
POINT

洗剤、トイレットペーパーは適量使用しましょう。
POINT

マンホールの上に物を置かないでください。
浄化槽は生きた微生物が働く、とてもデリケートな装置です。
浄化槽は、家庭や施設から出る生活排水をきれいにする大切な役割を担っています。
そのため、常に正常な機能を維持することが必要です。浄化槽の設置者には 「保守点検」・「清掃」・「法定検査」 の実施が法律で義務づけられています。